2009年2月12日木曜日

ありがちな出来事

古本屋
文庫をながめながら面白そうな1冊を手に取る
カバー裏のあらすじを読み
プロフィールをながめ
解説は誰だろう
何も買う本がなければ
この本を買おう
持ち歩くのも面倒だったので
本棚に
単行本を眺めめぼしい本がない
若い女の子が大量に本を買っていた
古いベストセラーの続きもの
読むために買う、読みたい感が伝わり
なぜか、うれしく感じる
自分の本、と
何もなし、文庫の本棚までもどり
先ほどの本を探す
ない
緑の背を追う
ない
数分、で、誰かに買われて...
ありがちな出来事だけど
毎度、繰り返す

2009年2月9日月曜日

岩田京子 1ドルの指輪

岩田京子:1ドルの指輪
しっかりした函、値段もいいが古本なんで
ワンコイン、目次をパラパラと見る
興味があるエッセイが
「福永武彦の詩集の発行部数」
「詩人の妻」 「人間・黒田三郎」黒田光子
読みたい部分は数ページ、面白そうな所だけ
読めばいいかと軽い気持ちで購入

2009年2月6日金曜日

男の隠れ家を持ってみた

メルマガ 日刊「ススメ!杉並北尾堂」を
購読していますが
義父永眠とあり
たまたま、「男の隠れ家を持ってみた」
義父との温泉での会話の部分を
読んでいました。
なんとも...
忘れなれないシーンになりました。

男の隠れ家を持ってみた (新潮文庫)

リングノートはメモ帳の最適

マルマンの「リングノート」
日常、図書館、古本屋などで気に成った
本、言葉とうをメモするノートを買う

サラリーマン時代は会社専用手帳が
使いやすかったが
それは、日時が重要だったからだろうけ

今は気楽に書き込めるリングノートを使っている
薄くて、ピーと切れる点、適当に表紙が硬い
ポケットに入る。
適当に使い終わるがいい

スーパーで3冊セット 298円を20%、引き238円で買う
他に大学ノート 2冊

この年に成っても
文具屋さんや文具コーナーが好き


マルマンのリングノートリングノートスパイラルノートN670-02A6変形メモリ入6mm罫ヤータウンアート

2009年2月4日水曜日

東西書肆街考 脇村 義太郎


東西書肆街考 (岩波新書 黄版 87)

書棚の置くから懐かしい本がでてきた
二十数年前、本屋さんに注文
増刷未定だったか、絶版で、新書で手に入らなく
数件の本屋を回ったのだが
なんと言うことはない注文した本屋の新書のコーナーに
埋もれていた。
今でも、本の場所を思い出すことができる本です。
江戸時代から昭和の至るまでの神田、京都について書かれている
筆者は大正7年から神田、京都に入り浸っているとある。

2009年1月31日土曜日

死ぬ前に読む10冊

昨年末から
伯父、叔母、知人が続いて亡くなっている

持ち物の整理をしながら本を厳選していこうと
私が死んだら、中学から収拾した本は
どこかの古本屋か、ゴミに成るのだろう。
せめて、処分する古本屋は指定して死にたいものだが
本に興味がない弟などはブックオフでいいだろうと
やめてくれと頼んではいるが、どうなるかは
死んだ後の事で分からない。

明治、大正、昭和
探し回った各地の町々
思いでは私自身にあっても

思いではあくまでも私の中にあり共有できるものではない。
なんと寂しい事だろう。
そこで、私は、自分が、もう駄目だと思ったとき
残す10冊、この本は、読んで死にたい
本を選んでみている。

選んではみた物の数日で入れ替わったりと
その時の気持ちで変わってしまう
選んだ本も
10代に読んだ本だと驚く

選びながら残された時間
体力、気持ちで長い作品は読めないだろうか。
どんな傾向で選ぶのだろうか。

気力を振り絞り、痛みに耐え、読む本とはなんだろう。
そして、その中から、最後に読む本は
どれになるか?

例え、生活苦になり、生きる糧も絶え
その時まで、この10冊を携えていたい。
一体、それは、なんなのか。

死ぬ前に読む10冊

  • 島木健作 赤蛙

  • ガルシン 赤い花

  • 夏目漱石 

  • トーマス・マン トニオ・クレーゲル

  • ヘッセ クヌルプ

  • 中河与一 天の夕顔

  • 黒田三郎詩集

  • 萩原朔太郎詩集

  • オー・ヘンリー 短編集

  • 武者小路実篤 友情


  • これが今の気持ちだ。
    いい作品は沢山ある
    でも、最後は懐かしい
    18、19才に読んだ思い出に浸りたい

    今は、この10冊をもって
    しばしの時を生き抜こ

    当分は、本の入れ替えを
    楽しむことができそうだ。