2009年4月30日木曜日

夜の靴・微笑:横光利一

図書館に行く
棚を見回し、気になった本を数冊
手にとりパラパラと...
毎回、手にとる本の栞を見る
先回とページが変わっていない
以前、誰も、読んでないのか
一日分を読んで栞を挟む。
40分程度、居ただろうか
本日は手ぶらで帰ることに

帰る途中、古本屋によって見ようと
普段、見かけないタイプのおじさんがGWだからだろうか
何冊か、本を選んでいる横で
「横光利一」 講談社文芸文庫 旅愁 上下 2冊 各105円を見つける。
どうするか「講談社文芸文庫」て
定価が高いんだよなとつぶやくも
今ひとつ、買う気にならない。

浜尾四郎集を発見、買おうと
その隣になぜか、横光利一の「夜の靴・微笑」が
カバーを見ると日記体長編小説と
日記という言葉にひかれ購入

夜の靴・微笑 (講談社文芸文庫)
夜の靴・微笑 (講談社文芸文庫)
横光 利一

日本探偵小説全集 (5) 浜尾四郎集 (創元推理文庫 (400‐5)

2009年4月29日水曜日

文学1980 (田中小実昌)


日本文芸家協会 講談社
アンソロジー本、年代ごとに15-20人くらいの
作品(作家)を選び1冊にしたもの
1980年から1985年まで
5冊が棚に、どうするか?
1冊、105円
すべて買うのは容易い(たやすい)けど
すべて読むことを考えると躊躇してしまう。
深く考えずに好きなものだけ読めばいいんのだが
1冊、1冊を手にとって作家、作品、収録作品 時評集を
ぱらぱらとめくっては棚に戻す。
1980-1985年といえば10代後半の僕が一番
本を読み、古本屋に通っていた時代
何にかの作品は当時、読んでいる。
結局、一番、今、読んでみたい作品のある
1冊、文学1980を購入することに

「田中小実昌」 バスにのって
が、一番、読んで見たかった。
棚に居た一瞬、気になり、読みたかった。
懐かしいので他の収録作品を紹介

「色川武大」 存命
「開高健」 洗面器の唄
「島村利正」 蘇水峡
「野間宏」 泥海
「西原啓」 荒い穂波
「藤枝静男」 みな生きものみな死にもの
「吉行淳之介」 菓子祭
「重兼芳子」 やまあいの畑
「佐江衆一」 空は青いか
「青野聰」 愚者の夜
「三浦哲郎」 毟る
「田中小実昌」 バスにのって
「富岡多恵子」 話すことはない
「長谷川修」 父の椿
「安岡章太郎」 遥かなるイリノイ
「吉井由吉」 痩女
「島尾敏雄」 水郷へ
「田久保英夫」 蕾




ミステリーファンのための古書店ガイド


ミステリーファンのための古書店ガイド (光文社文庫)

野村 宏平

ブックオフ 105円で購入
普段、行く、池袋、板橋、大山、中板橋、常盤台を見る
懐かしい古本屋は店を閉めてしまった。

ガイド本の情報も...
すでに古いものになってしまっているのか?
地元はブックオフしか残っていない
行く前にネットで検索して行くのがいいだろう。